北京メダリストに報奨金の贈呈

金メダル9個を含む25個のメダルを獲得した日本選手団の解団式が、26日午前に東京都内のホテルで行われました。

メダルを獲得した選手には金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円のオリンピック特別賞という報奨金が贈呈されました。

おめでとうございます!

が、しかしこの報奨金は税金でまかなわれているわけで、そもそもオリンピック参加にかかる経費も税金から支出するわけです。

特に、金メダルとったソフトボールは、選手全員に300万円ですから、いくらの出費に何でしょうか。

一概におめでとうとばかりは言っていられません。

北京オリンピック開会式

本日、2008年8月8日20時(日本時間21時)、北京の国家体育場(愛称・鳥の巣)で、いよいよ北京オリンピックの開会式が行われます。

オリンピック史上最多になる205の国と地域が参加し、8月24日までの17日間、スポーツの祭典が繰り広げられます。

北京大会では、28競技302種目が開催され、日本はバスケットボールとハンドボールを除く26競技に参加します。

2004年のアテネ大会では、過去最多タイの16個の金メダルを獲得し、総メダル獲得数も過去最多の37個の日本ですが、今回はどうなるのでしょうか?

200日午後時 北京オリンピック開会

祝!男子バレー北京オリンピック出場!!

やった!やった!!!おめでとう、男子バレー植田ジャパン!・・・って何でも「○○ジャパン」ってつけるのは好きじゃないのですが、わかりやすいから使ってしまいました(笑)
皆さんはテレビで観戦されましたか?ワールドカップであんなにやられたオーストラリアに、まさかまさかのストレート勝ち。
この段階でやっと「もしかして北京オリンピックに行ける?」と私は思ってしまいました。
失礼ながら、北京オリンピックも無理なのでは、と考えてしまっていたのです。
前回のアテネでは、やはり最終予選でオリンピックへの切符を逃しました。
あの当時はめちゃくちゃ男子バレーを応援してましたから、それは残念で。その反動で、あまり期待しなくなっていたのです。
しかも、この「FIVB北京オリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選」という大会の初戦、イタリア戦。
マッチポイントをにぎりながら、7連続失点。そして敗戦。
「これは北京もマズイ逃すかも。」と思われる初戦でしたしね。

いや、それなのによく跳ね返した!前回よりは格段に精神的にも強くなったな、と感じました。

世界ランキング6位と格上のアルゼンチンにもフルセットで勝ち、最終戦を待たずに出場権を獲得しました。
勝利の瞬間のメンバーやチームの喜びようと言ったら(笑)
植田監督のあのコートへの倒れこみはすごかったですね!でも、それだけの思いがこのオリンピック出場にはつまっていたということでしょう。
荻野主将の涙に、私も思わずもらい泣き(涙)

本当におめでとうございました!

北京オリンピックへの長く険しい道のり1

男子バレーはオリンピックになんと16年間も出場できていません。1992年のバルセロナ以来、出場権が獲得できなかったのです。
それは暗黒の時代でした。
今回のチームを率いる植田監督がまだ選手時代、主将をつとめて出場したオリンピックがバルセロナだったのです。
そして荻野選手もチームにいました。
それ以来北京オリンピックまで16年間。本当に苦しい時代だったと思われます。

女子のバレーも、「つなぐ」よりもパワー重視になっていますが、それでもまだ男子よりは「つなぐ」バレーが目指せます。
しかし、男子バレーは圧倒的なパワーの時代になってきました。
体格的にも比較的不利な日本をはじめとしたアジアのチームには、やはり欧米チームの背の高さ、力の強さはありません。
そして手の長さやバネを使ったパワーバレー。
それになかなか対応できなかったのではないでしょうか。

2004年に監督に就任した植田監督は、男子バレーのこの状況を危機的に捉えていたに違いありません。
自分たちでオリンピック出場を終わらせてはならない。
外国人監督も考えられていたその時に、植田監督は自ら立候補されたそうです。
負の連鎖を断ち切りたい。そんな思いだったのではないのでしょうか。
惨敗したアテネオリンピック最終予選後の日本男子バレーの建て直し。誰もがやりたいと思う仕事ではありませんよね。
それでも植田監督はなんとしてでも男子バレーを北京オリンピックへ行かせたい、その思いだけで選手を引っ張ってきたのではないでしょうか。

北京オリンピックへの長く険しい道のり2

負け続けたり、自信を失った男子バレーの選手たちの「やる気」を再び引き出すことは並大抵のことではありません。
「どうせ俺たちは」のように、自分たちで力を決めてしまうのですね。
その自信を北京オリンピックの枠を獲得させるために、どのように取り戻させるのか、難しい仕事だったと思います。

有名なところでは、プロ野球の阪神タイガースは少し前までは優勝なんて程遠いチームでしたよね?
それが野村監督がチーム力を底上げしたこともありますが、星野監督に変わってから驚くほど強くなりました。
元々の資質は、プロ野球選手ですからみんなあります。なのに、なぜ弱かったのか。そしてなぜ強くなったのか。
それはやはり選手に自信をつける、ということだったと星野監督は話していました。
「俺たちは強い。勝てる。」こう思わせていくことで、チームは驚くほど強くなりました。もちろん、それは選手とのコミュニケーションや監督とコーチの強力なタッグがあってのことです。
全てのバランスが噛みあって、強力な選手補強をしなくても阪神タイガースは強くなったのです。

まず植田監督は徹底的に選手を鍛えあげたそうです。
身体面では、選手がけいれんを起こすほどの過酷な練習をおこないました。そして、メンタルの面では甘えを許しませんでした。
負けても笑顔の選手や、全日本という看板を背負うにふさわしくない選手は、起用をやめました。
あのパナソニックの山本選手でさえ、しばらく全日本には呼ばなかったほどです。

そのような指導方針は徐々に実を結び始めます。
1年目はアジア選手権優勝。2年目は世界選手権ベスト8という目標はクリアできました。

そしてワールドカップを経て、4年目の今年、ついに北京オリンピックへの切符を男子バレーは16年ぶりにつかんだのでした。

北京オリンピックの出場枠

オリンピックの各種目は、どのように出場枠が決まるのでしょうか?各々によって違うでしょうが、男子バレーについてはこのようになっています。(女子も同じ)

●オリンピック開催国(中国)
●ワールドカップ2007上位3チーム(ブラジル・ロシア・ブルガリア)
●5大陸予選1位チーム
北中米大陸(アメリカ)、南米大陸(ベネズエラ)、アフリカ大陸(エジプト)、ヨーロッパ大陸(セルビア)、アジア大陸(日本)
●世界最終予選通過国
日本、ドイツ、ポルトガルで行われ、上記の大会でまだ枠をとっていない国で世界ランクの上位チームが争う。3チームが枠を獲得。

以上、12チームで北京オリンピック男子バレーは争われます。
いずれにしても狭き門ですね!今回の世界最終予選はアジア大陸予選も兼ねていたため、日本はアジア枠で出場できます。
しかし驚くほどの強豪がまだ北京オリンピックの枠を獲得していなかったのだなあ、と思いました。
例えばイタリア。そしてアルゼンチン。いずれも、過去の大会において上位に入っているチームですよね!
しかし、この2カ国の事情を見てみると、いずれも似たような状況になっているようです。
強かった過去に固執してしまい、選手の若返りが図れなかったのだそうです。
確かに強い選手は残したい。だからベテランになっても使い続ける。
しかし、そうなると若手が育たない・・・・ジレンマですね。

日本はそんなことはありません。ベテランである荻野選手などと、若手の清水選手などがうまく交じり合っている。
こういう選手層の厚さも、今回の北京オリンピックの出場につながったのでしょうね。

ワールドカップ2007と比較して

男子バレーは最終予選で北京オリンピックの切符を手にしました。しかし、みなさんは昨年のワールドカップ2007の試合を覚えていますか?
昨年の2007年11月から行われた12チームでのワールドカップ。北京オリンピックの出場枠もかかる大切な大会です。
ワールドカップはバレーボール界においてはオリンピックや世界選手権とならぶ三大大会です。
そしてオリンピックの出場権を争うということから、オリンピック開催の前年に行われます。

その大会で日本は、9位でしたね。そして1位はブラジル、2位はロシア、3位はブルガリアでこの3カ国がオリンピック出場を決めたわけです。
その強さときたら、本当に圧倒的でした。
日本以外の試合で、1位と2位の戦いであったブラジルとロシア戦なんかは、バレーボールという球技のすごさを見せつけられた試合でしたね。
ブラジルとアメリカ戦もすごかった。
そんななかでブラジルから1セットはとったものの、日本のバレーはうまく機能しきれていないように感じました。

何がワールドカップでの日本では足りなかったのか。スーパーエースの山本選手が肩痛を押してがんばりを見せたが、「ここぞ」というときにしっかり決められるエースがこのときにはいないように感じられました。
そして課題としてはサーブレシーブ。ここから崩れることが多く、リズムに乗り切れなかったように感じました。

その点と比較して今回の最終予選も、山本選手ががんばったけれどもやはり越川選手には少し物足りないものを感じましたね。
清水選手とともに、これからの男子バレーを背負うエースとなるべき存在なのですから、8月の北京ではエースとしての踏ん張りを期待したいです。
サーブレシーブについては、うまく連携は取れているかと思いました。しかしやはり課題は残りましたね。

その穴埋めをしっかりして、北京オリンピックの舞台へ立ってほしいものです。

熾烈なポジション争い

一般人としては、「全日本男子バレー」のメンバーに選ばれることだけでもすごいことですよね。
しかしいったん全日本に入ったからには、ぜひとも登録選手に選ばれたい。そしてベンチ入りの12人に選ばれたいというのは当たり前の心理ですよね。

今年度の全日本の男子バレーのメンバーは22名。そのうちウイングスパイカーは10名、ミドルブロッカーは6名、セッターは3名、リベロが3名という内訳になります。
そして今回の最終予選の登録メンバーは19名でした。ここですでに3名がふるいにかけられたわけです。
この19名が12人のベンチ入りをめぐって熾烈な争いをおこなったのですね。

前にも書きましたが、植田監督の行う合宿は過酷なものだったようです。
そのなかで、監督が望む日本のバレーをしてくれる最上のメンバーを選んだのでしょうね。

結果、残ったのはウイングスパイカーは6名、ミドルブロッカーは3名、セッターは2名、リベロは1名。
約半分のメンバーが生き残ったのです。
この12名が今の男子バレーの頂点ですよね!いうなれば、リベロは1人なわけですから「日本ナンバーワンリベロ」と植田監督は考えているわけです。
そしてスパイカーのうち2名は現役の大学生です!これは超エリートですよね。
以前の「ゴッツ」こと石島選手もこのような形で全日本に呼ばれていました。大学生から日の丸を背負う。こんな名誉なことはありませんよね!

しかし北京オリンピックの切符を手に入れることが最終目標ではありません。
植田監督も言っているように、オリンピックのベンチがこのメンバーであるとは限らないのです。
これからまた、全日本のメンバーは8月の北京オリンピックに向けて熾烈なポジション争いを続けるのでしょうね!

最終予選メンバー(ベテラン勢)

では、今回の北京オリンピック男子バレーの最終予選のメンバーがどういう顔ぶれだったのか、私見も交えながら書いていきたいと思います。
とりあえず、背番号順でいきます!

●1番:齋藤信治 さいとうのぶはる ミドルブロッカー 東レアローズ所属 身長205cm
いわずと知れた、日本が誇る「壁」ですね。某番組でつけられたあだ名、は「ノブコフ205」(笑)なんだかロボットみたいですね。
荻野選手などと並ぶベテランです。彼が入るとやはり落ち着きがでますね。山村選手とこの齋藤選手がブロックで飛ぶと、相当の威圧感があるのではないでしょうか。
今回の北京オリンピック最終予選でベンチ入りしていて、なんだかうれしかったです。

●5番:宇佐美大輔 うさみだいすけ セッター パナソニックパンサーズ所属 身長183cm
全日本の正セッターです。セッターながら身体能力に優れていて、多彩な技がしかけられます。前回のアテネ最終予選のときの、あの表情が忘れられない選手です。
今回はちょっと相手チームに攻撃パターンが読まれたり、また所属チームが同じ山本選手にボールを集めすぎてしまったところから後半は朝長選手と交代しました。
確かにもっと山村選手などを使った攻撃があってもよかったかな、と今回は思いました。

●7番:山本隆弘 やまもとたかひろ ウイングスパイカー パナソニックパンサーズ所属 身長201cm
いわずと知れた、スーパーエースですね!前回のアテネ前のワールドカップでは甘いマスク(死語?)もあって、ものすごい人気ぶりでした。
いわゆる男子バレーの星、って感じでしたね。
しかしもろいところもあって、本当に危なっかしい人だな、という印象でした。少し奢りも当時は見えた気がします。
アテネの最終予選の敗退で、戦犯扱いされていたのが彼でした。一時は引退も考えたようですが、植田監督のもと、復活を果たしました!!
越川選手や清水選手がまだまだ安定感に欠けるので、彼にはもう少し踏ん張ってもらわなければならないように思います。

最終予選メンバー(サントリー&NEC)

男子バレーの北京オリンピック世界最終予選のメンバー紹介を続けます。あくまで私見ですから!

●8番:荻野正二 おぎのまさじ ウイングスパイカー サントリーサンバーズ所属 身長197cm
所属チームのサントリーや、全日本の主将であり大黒柱です。彼がいることによって、コートの中が一変しますね。
16年前のオリンピック参加メンバーであって、今回の北京オリンピックにかける思いは監督と同じくらい熱いものがあったと思われます。
なかなか寡黙な方のようですが、その背中を見て選手たちはついていったのではないでしょうか。
最終予選で男子バレーが出場枠をとる試合で、最後のポイントを決めたのが彼でしたね。監督も言っていたように、象徴的だったなあと思いました。
私もこの方につられて泣いてしまいました。本当に良かった・・・。

●11番:松本義彦 まつもとよしひこ ミドルブロッカー NECブルーロケッツ所属 身長193cm
ブロッカーとしては決して高い身長ではないですが、スパイク到達点が高い!!非常に高い身体能力で、瞬発力があります。
最終予選でも後半非常にいい仕事をしていましたね。

●12番:山村宏太 やまむらこうた ミドルブロッカー サントリーサンバーズ所属 身長205cm
齋藤選手と並ぶ、男子バレーの双璧です。ちなみに某番組でのあだ名は「ヤマコフ」(笑)。こういうの、誰が考えるのでしょうか・・・。
身長も高いですが、腕が長い!彼の速攻は、腕が遅れて出るような感じに見えてしまうので、相手が戸惑うのではないでしょうか。
朝長選手は、今回の予選でうまく山村選手のセンター攻撃とスパイカーの攻撃を組み合わせていましたね。
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